ユニフォームの管理は配布、回収などの作業を人がチェックをすることが一般的なやり方でしたが、近年ではユニフォームの種類や使用数量の増加に伴い、管理が追い付かない状況となっています。
そのため、ユニフォームの管理をバーコード、更にはICチップで行う企業が増えてきています。
ICチップ管理のユニフォームには配布する際に商品ごとに登録をするので、どの商品がいつ誰に配布されたかすぐにわかり、大変管理がしやすくなっています。
ある会社ではICチップ管理導入前にユニフォームの廃棄処理をどうするかという課題がありました。
それはユニフォームの長期使用による変色や汚れの問題、更には衛生面や安全性の問題へと繋がり、会社の印象が悪くなってしまうなどのケースも出ました。
これまではユニフォームの廃棄する時期を人の判断によって委ねていましたが、ICチップ管理のユニフォームを着用してからは使用年数がわかり、廃棄基準が明確になったので廃棄を一括にすることが可能になりました。
ただ、作業服は一般ゴミではなく「産業廃棄物」なのでその都度の処理や各都道府県別に処理しなければいけない決まりがあります。
その会社では環境活動の一貫として「広域認定制度」を以前に取得していた為、ユニフォームを県を跨いで回収することが出来、リサイクルにも積極的に取り組めました。
結果として、今ではICチップ管理のユニフォームの導入に大変満足しているということです。